menu
blog contact
Amazon 楽天 企画/戦略

Warning: Uninitialized string offset 0 in /home/r4415543/public_html/cd-s.co.jp/wp-content/themes/株式会社cards/single-blog.php on line 6
ブログ一覧

blog

楽天メルマガを活用するメリットとは?追うべきKPIやポイントを解説!

cards

楽天メルマガを活用するメリットとは?追うべきKPIやポイントを解説!

楽天市場で売上やリピート購入を伸ばすために欠かせない施策のひとつが「楽天メルマガ」です。しかし「どの種類を選ぶべき?」「効果をどう測定すればいい?」と悩む店舗運営者もいるでしょう。

本記事では、楽天メルマガの種類やメリット、追うべきKPIなどを解説します。効率的に顧客とつながり、成果につなげましょう。

楽天メルマガの種類とは

楽天メルマガの種類とは

楽天メルマガには主に5種類あり、それぞれ特性や適した使い方が異なります。

  • PCテキストメール
  • HTMLメール
  • レスポンシブメール
  • モバイルテキストメール
  • モバイルHTMLメール

ここでは、それぞれの特徴と活用シーンについて解説します。

PCテキストメール

PCテキストメールとは、パソコン宛てに配信するテキストベースのメールです。HTMLや画像を使わないため表示崩れが少なく、配信速度や到達率が高いのが特徴です。

短い告知やセール通知、注文確認などシンプルな情報伝達に向いています。一方で視覚的訴求は弱いので、件名や本文の書き方で開封・行動を促す工夫が必要です。

HTMLメール

HTMLメールとは画像やボタン、レイアウトを自由に組めるメールで、ブランド訴求や商品魅力の伝達に向いています。

CTRやコンバージョン向上が期待できる一方、メールクライアントでの表示崩れや読み込み遅延、迷惑メール判定のリスクがあるため、必ずプレーンテキストの代替やalt属性、軽量化、複数端末でのテストを行いましょう。

レスポンシブメール

レスポンシブメールとは、スマホやPCなど受信端末の画面サイズに合わせてレイアウトが自動調整されるHTMLメールです。見やすさが向上するため開封率・クリック率の向上に寄与し、画像やボタンを活用した訴求が可能。ただし表示崩れや読み込み速度に注意し、主要メールクライアントでの動作確認を必ず行いましょう。商品訴求やキャンペーン向けに特に有効です。

モバイルテキストメール

モバイルテキストメールとは、スマホやフィーチャーフォン向けのテキスト形式メルマガです。画像や複雑なレイアウトが使えない代わりに、表示が速く配信成功率が高い点が特徴です。

件名で興味を引き、冒頭で要点を伝える短く明快な文面を心がけ、リンク先は必ずスマホ最適化しましょう。パーソナライズや絞り込み配信でCTRを高めるのも有効です。

モバイルHTMLメール

モバイルHTMLメールとは、スマホ向けに最適化したHTMLメールです。画像やボタンを使ったリッチな訴求ができます。

表示はスマホ画面に合わせたレイアウトで見やすく、クリック導線も設計しやすい反面、ファイルサイズや表示崩れ、画像ブロックへの対策が必要です。

対策としては画像に代替テキストを付ける、インラインCSSで幅を固定・軽量化する、主要なメーラーで表示確認を行うことが重要です。また、リンクはタップしやすい大きさにし、開封やクリックの計測タグを埋めて効果測定できるようにしておきましょう。

楽天メルマガを活用するメリット

楽天メルマガを活用するメリット

楽天メルマガは、広告費を抑えながら既存顧客との接点を継続的に持てる有効なツールです。購買履歴や会員属性を活かしてリピーターへ直接訴求できるほか、定期的な情報発信によりブランド認知や信頼を高める効果も期待できます。

ここでは、楽天メルマガを活用するメリットについて紹介します。

低コストでの運用が可能である

楽天メルマガは初期費用や配信コストが低く抑えられ、少ない投資で継続的に顧客と接点を持てます。

テンプレートや一括配信・自動化機能で作業工数を削減でき、広告出稿よりCPAを下げやすいのも利点です。クーポンや限定情報で既存顧客を低コストで再購買に導けます。

自社商品のリピーター向けに訴求できる

楽天メルマガは購入履歴でセグメント配信できるため、自社商品のリピーターに直接アプローチできます。

購入後のフォローや関連商品のレコメンド、限定クーポン・会員特典の案内で再購入を促進し、それらの効果は再購入率やクーポン利用率で測定が可能です。そして、購買頻度や間隔に応じたタイミング配信でLTV(顧客生涯価値)向上が図れます。

ユーザーに認知や信頼性を伝えられる

メルマガは定期的に自社の情報や価値を届けることで、ユーザーの認知と信頼を育てる役割を果たします。ブランドのトーンやビジュアルを統一し、有益な商品情報や使い方、レビューや実績を示すと効果的です。

個別化や適切な配信頻度で迷惑感を抑え、問い合わせ対応や返品ポリシーを明示することで誠実さが伝わり、購買やリピートにつながります。

メルマガで追うべきKPIとは

メルマガで追うべきKPIとは

メルマガ施策の効果測定にはKPIが欠かせません。配信数や到達数などの基本指標を軸に、売上やリピート率と関連づけてROIを測定・評価しましょう。

ここでは、メルマガ配信の際に活用しやすいKPIについて解説します。

配信数

配信数は送信したメールの総数を指し、メルマガ施策の出発点となる指標です。配信数が多ければ潜在的なリーチは増えますが、到達率や開封率、クリック率と合わせて評価しないと意味が薄くなります。

運用ではセグメント別に配信数を把握し、重複除外やオプトアウト反映で精度を高めることが重要です。さらに配信頻度や対象を変えたA/Bテストで、適切な配信量を見極めましょう。

到達数

到達数は、実際に受信者のメールボックスに届いたメールの件数を指します。

配信数から配信が失敗したバウンス数(ハードバウンス、ソフトバウンス)を除いた値が到達数となり、到達率=到達数÷配信数として算出します。開封やクリックは到達が前提のため、効果測定で非常に重要です。

指標の改善にはSPF・DKIMなどの送信ドメイン認証を設定してなりすましや迷惑メール判定を回避することが基本です。加えて、定期的なリストクレンジングや、受信者が自らメルマガの受信に同意するオプトインの確認、送信頻度の最適化、苦情率の低減が有効です。

開封数

開封数は、配信したメールが実際に開かれた回数を示す基本KPIです。開封がなければクリックや購入につながらないため、効果測定の入口となります。

件名や差出人名、プレビュー文、配信時間、リストの鮮度が開封に影響するため、A/Bテストやセグメント配信、パーソナライズで指標の改善を図りましょう。なお、開封は画像読み込みで計測されるため過小・過大の誤差が生じる点に注意が必要です。

クリック率(CTR)

クリック率(CTR)は、配信到達数に対するクリック数の割合で、メールが実際に行動につながっているかを測る重要な指標のひとつです。開封後のクリックを見るCTOR(クリック・トゥ・オープン率)も併せて確認すると、より深い分析が可能になります。

指標の改善には、明確なCTAボタンの設置、魅力的な件名や導入文の作成、パーソナライズやセグメント配信、モバイル最適化、A/Bテストで訴求を検証することが有効です。

メルマガの配信数を決める際に意識するポイント

メルマガの配信数を決める際に意識するポイント

メルマガの効果は「どのくらいの頻度で配信するか」に大きく左右されます。配信が少なすぎれば顧客との接点が弱まり、多すぎれば開封率の低下や配信停止につながるリスクがあります。

ここでは、メルマガの配信数を決める際に意識すべきポイントを紹介します。

協業の配信頻度の情報収集を行う

提携先や外部パートナーと協業して配信する場合、相手の配信頻度やスケジュールを事前に把握することが重要です。

重複配信や送信過多を避けるため、年間カレンダーを共有して、ターゲット層や配信時間帯、許容される送信数を確認しましょう。過去の配信実績や開封・クリック傾向を参考に、双方で最適な頻度を合意することが成果につながります。

配信時間・頻度のA/Bテストを行う

配信時間・頻度はメルマガ効果に直結するため、A/Bテストで最適化しましょう。例えば、平日朝と夜、週1回と月2回のように仮説を立て、2〜3パターンを無作為に分けて同期間に配信して比較します。

このときの評価指標は開封率・CTR・CVR・配信停止率などで、コンテンツを揃えて変数を絞ることがポイントです。統計的に有意な差が出るまで継続し、顧客属性別に最適パターンを導き出しながら、段階的に頻度を調整していきます。

頻度だけではなくコンテンツにもこだわる

メルマガの配信頻度を決めるだけで満足せず、コンテンツの質にもこだわることが重要です。顧客属性でセグメントを分け、パーソナライズした件名や冒頭文で興味を引き、限定クーポンや買い物に直結する明確なCTAを用意しましょう。

短く読みやすい文体、モバイル最適化、画像やレイアウトの最適化も効果的です。定期的にA/Bテストを行い、開封率やクリック率を見て改善を繰り返すことで、頻度以上の成果が得られます。

まとめ

楽天メルマガは低コストで運用でき、リピーター育成や認知向上に効果的な施策です。目的に応じて適切なメール種類を選び、購買促進から認知拡大まで幅広く活用できます。

効果測定では配信数・到達数・開封数・CTRといったKPIを設定し、売上やリピート率と紐づけてROIを把握することが重要です。

さらに、配信時間や頻度、コンテンツはA/Bテストで検証し、セグメントごとに最適化を進めましょう。まずは小規模で検証を重ね、改善を継続することで、配信効果の最大化が図れます。

この記事をシェアする